愛してる。


抵抗したり叫んだりする度乱暴に口を塞がれて殴られて


………死にたい




生気や気力をなくしてひたすら行為が終わるのを待った


男に犯された

汚い………。


行為が終わると車から放り出されて
あたしはただひたすら泣いた

早く家に帰りたかった。
夜道が怖くてしょうがなかった

「………皇雅
……………逢いたい…」

いつもならこんなわがまま言わないのに
皇雅も聞いてくれないだろうから
なのに、気づけば電話をかけていた


『…今、どこいんの?
大丈夫か?』

今いる場所を伝えると近くのファミレスに入ってるようにいわれたけど
こんなぐちゃぐちゃの顔で入れなかったから駐車場の隅に座り込んでいた


「皇雅…っ」

皇雅の姿をみつけて駆け寄って抱きついた


「ごめん……ごめんね……っ」

そのまま抱きつくあたしはきっと皇雅に迷惑をかけてる


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