『掌編』彼がケータイを持たない理由
あとがき

「携帯小説であえて携帯を持たない青年の話を書いたら面白いかな」

というひねくれたところからこの作品を書き始めました。

最初、主人公はもっと影のある青年で、作品ももう少しボリュームがあったのですが、書いているうちに「シンプルにしてみよう」と思い、できあがってみたら、直紀という人物が自然と生まれていて、作品はたった1ページになってしまっていました。


さて。

以前、我が家のテレビが壊れてしまい、1週間ほどTVのない生活を送っていました。

当たり前のように使っていた物が突然使えなくなると、とても不便に思え、いったいどうやって時間を過ごそうかとかなり凹みました。

しかし、ないならないでなんとかなるもので、TVが直った頃には今までとは違う時間の過ごし方をするようになっていました。

携帯電話を持たない直紀は、最初から持っていないのか、それとも持つのをやめたのか、その辺りは読者さまの考えに委ねるとして。

おそらく、携帯を持っている人とは違う時間の過ごし方をしているのだろうな、とは思います。


最後に。

つたない物語を読んでくださり、ありがとうございました。



海野かもめ
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

それでも、愛していいですか。

総文字数/114,829

恋愛(純愛)303ページ

表紙を見る
それでも、僕は恋をする。

総文字数/11,484

恋愛(キケン・ダーク)23ページ

表紙を見る
【短編】未亡人の彼女と高校生の僕

総文字数/3,866

恋愛(その他)16ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop