海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
「おっ・・おい!見ろよあれ!!」
男が指した指の先には海があり、目を凝らして見ていると高い波がこっちに向かっているのがわかった。
やべえな・・早く女連れて逃げねえと・・・
俺はそう思って立ち上がろうとしたがそんな力は残っていなかった。
女も呆然としていてぺたりと座り込んだままだった。
「おい・・逃げるぞ!!」
男達はそう言って走って行ってしまった。
波はどんどんと高くなり着実に俺達と波の距離はあと僅かだった。
「おい、女・・早く逃げろ・・」
「亜季さんは・・?」
「俺は・・後から行く」
「後から行くって・・・・そんなボロボロの体じゃ・・・」
「いいから早く逃げろ!!」
俺は大声でそう言うと女は一瞬ビクッと体を上下させた。
さっさと・・逃げろよ・・