海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】

嫉妬side海斗

心の中で美海は海にいると自分でもわからないけど、確信していた。


だから、女嫌いの亜季をわざと海にむかわせた。




美海ならきっと亜季を救いだしてくれる、その希望と一緒に。



繁華街を隅々まで探しても美海はいなかった。


予想通りあの海にいた。



美海の姿が見えて美海の名前を呼ぼうとした時、美海の膝の上には亜季の頭が乗っかっていた。


亜季は涙を流していて、美海は微笑みを浮かべて亜季を見つめていた。


その光景を見て、亜季を救ってくれたと喜ぶ反面、俺の心の中はよくわからないイライラでいっぱいになっていた。


俺は悠と光に連絡して、倉庫に帰った。





俺は倉庫でずっと美海と亜季の帰りを待っていた。



そして倉庫のドアが開いた時にはもう10時を過ぎていた。


< 136 / 313 >

この作品をシェア

pagetop