俺様ナニ様王子様!?
嬉しそうな渉を見ていると、あたしまで笑顔になれるよ。
「…大好き」
あたしは溢れ出す気持ちを言葉にして伝えると、
「オレも」
お返しに、長い長いキスが降ってきた。
チュッ…
リップ音が響く中。
「そー言えば…」
渉があたしに触れながらも、何かを思い出したように言いかける。
「…んっ…え…なに…?」
気持ちよくてトロンとしていたあたしは首を傾げつつ、止めないでなんて思ってたリする。
だけど。
「さっき思いっ切り突き飛ばされたよなあ?」
「……」
しまった…
「わかってるよな?樹里?」
「あのっ…もうすぐママが帰ってくるかも…っ」
トロンとした気分も吹っ飛び、必死でお仕置きからの逃げ道を考えてるあたしに、
「じゃあ、早くしろよ」
渉がそう言って、あたしの腰を両手で掴む。
急に浮いた態勢にされたあたしは、嫌な予感でいっぱいになっていた。
これは…
もしかして…
思わず顔をひきつらせるあたしに、
「上乗れよ」
下からあたしを見上げた渉が、妖しい笑みを浮かべ命令を下す。
S王子様…降臨…
「…大好き」
あたしは溢れ出す気持ちを言葉にして伝えると、
「オレも」
お返しに、長い長いキスが降ってきた。
チュッ…
リップ音が響く中。
「そー言えば…」
渉があたしに触れながらも、何かを思い出したように言いかける。
「…んっ…え…なに…?」
気持ちよくてトロンとしていたあたしは首を傾げつつ、止めないでなんて思ってたリする。
だけど。
「さっき思いっ切り突き飛ばされたよなあ?」
「……」
しまった…
「わかってるよな?樹里?」
「あのっ…もうすぐママが帰ってくるかも…っ」
トロンとした気分も吹っ飛び、必死でお仕置きからの逃げ道を考えてるあたしに、
「じゃあ、早くしろよ」
渉がそう言って、あたしの腰を両手で掴む。
急に浮いた態勢にされたあたしは、嫌な予感でいっぱいになっていた。
これは…
もしかして…
思わず顔をひきつらせるあたしに、
「上乗れよ」
下からあたしを見上げた渉が、妖しい笑みを浮かべ命令を下す。
S王子様…降臨…