ウエディング
[美里side]

次の日から疾風という人とメールをし始めた。
疾風は昨日と一緒で優しくて惹かれてしまうほどだった。

「美里ちゃんは可愛いんだね」

そんなことを言われると嬉しくなった。
疾風の顔は知らない。
もちろん、性格も。
メアドも。
初めて人に可愛いねっと言われて嬉しいって思えたのだ。
疾風っという優しい一人の人に惹かれてしまっているんだと感じた。

メールをし始めて一週間する頃には、話す話題も増えていった。
疾風が少しでも興味をもってくれるように私は努力をし始めた。
学校でも上の空。
疾風のことしか頭になーい!!!
そう思えていた。
私が知っている疾風はこういう人。
第一に優しい。
第二によく笑う。
第三に照れ屋さん。
疾風は意外に子どもっぽくて可愛かった。
知れば知る程、惹かれていく。
でもこの気持ちがなんなのかはわからないままだった。
メールをし続けていたそんなある日のことだ。

「美里ちゃんに告られたら絶対OKするよ!」

そんなことを疾風は言った。
嬉しい。
どうしよう///
うち、なんでこんなに嬉しいんだろ・・・?
変なモヤモヤが心の中に存在し始めた。
うちは疾風好きなの?
なんでだろ?
全然わからないよ・・・
自分にとって疾風は一体なに?
疾風を知りたい。
まだ知らないことあるし・・・。
それにこの気持ちもわかるかも知れない。
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