命魂ハンター(ライフソウルハンター)
「その日は全部の学校の生徒が集まり、この森で合同練習をしていたんです。
するとあの悪死魔が水神様と名乗り現れたんです。
そのとき生徒も先生も誰1人悪死魔だと気づかなくて…。
すると1人残らず湖の中に引き込まれて…。」
水姫が泣き出してしまった。それを見てなみは頭を優しくなでた。
「引き込まれたって…?」
「元々…この宝晶は悪死魔が持っていたんです。
たぶん宝晶の力です。それを奪って、先生が投げ捨てたんです…。
悪死魔は私だけ残して宝晶を見つけて持ってきたらみんなを返すって…。」
「そうゆうことだったんだ…。
でもね?私たちは宝晶を集めなきゃいけないんだ…。」
えなが申し訳なさそうに言った。すると水姫は宝晶をえなに渡した。
「これは…お渡しします!!
だから…みんなを助けるの手伝ってください!!」
水姫は3人に頭をさげて頼んだ。
「当たり前じゃん!」
「ありがとうございます!みんな!出てきて!」
水姫が言うと何人かの半魚人の子どもが現れた。
この子達は悪死魔から逃れることができたらしく、今日は、宝晶を渡すふりをして倒すつもりだったらしい。
みんなで協力することになり、作戦を練ることにした。