ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
「カエデも随分変わったね」





ミーティングという昼食を済ませて濃いめのコーヒーを飲みながら話していると、先輩DJのネオミィがしみじみと言った。





「そうかな?」





「そうだよ。私と初めて会った頃は他人なんかに興味も示さなかったのに」





「そうだっけ?」





「うん。カレシがいても自分の目標のための手段にしているだけの感じがしてた。ああ、この子は私のこともそういうふうに見てるんだろうなぁって思ってた」





ネオミィは小さくため息を吐く。





「まあ、この世界は少なからずそういうところがあるから慣れてはいるけど。でもあの子達とバンド始めてからは別人みたいだった」





思い出しながらネオミィはウチをからかう。





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