年上の彼女 ジョンフンの場合
彼も少しは、緊張がとけたようだ。

さっそく、打ち合わせに入ったが、

どうも、ジョンウォン側はこちらの考えが気に入らないようだ。

「なんで、こんな甘ったるいイメージなんだよ。

 ジョンウォンは、もっとスタイリッシュな感じでいきたいのに。」

「今、日本では、こう言う感じが求められているんです。

 韓国では、硬派なイメージだったっていうのは、聞いてますけど、

 今回は、曲もバラードっぽいし、やさしいイメージを大事にしようか

 と。」

チーフもいて、相手が納得してない雰囲気は、さっしたようだ。

「なんだ?どうしたいって言ってるんだ?」

「はい。やさしいイメージでっていうのが、気に入らないみたいです。

 今まで、たぶんやってこなかったから、とまどってるんだと思います。」

「そうか。確かに、写真で見たより、がたいがいいからな。」

写真は、軍隊行く前のものだろう。

2年たってるし、ソフトなイメージといっても、

ちょっと変更しないと難しそうだ。

「では、スタジオでの撮影を変更して、外でやってみては

 どうでしょうか。だいたいの流れはこのままで、

 セットじゃなく自然の木々にしたら。

 ジョンウォンのイメージも

 そこなうことなくいけるんじゃないかと。」

「そうだな。いいと思うが、そんな場所がすぐみつかるか?」

チーフは時間のことを気にしていた。

「はい。心当たりがあります。今からすぐ、行きませんか。」

僕は、チーフに説明をして、許可をもらった。
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