私のかえる場所
恋?
ううん、違う
大学で都合のいい彼氏がいたほうが
楽しいでしょ?
どうせなら格好いい人がいいし
向こうも私に興味持ってるみたいだし
適当に遊んで
寂しくないように利用してやる
あの時の純粋無垢な私はもう
どこにもいなかった
純粋に好きという気持ちよりも
一人でいたくない
必要とされていたい
寂しさを感じてたくない
自分を存在し続けさせるために
愛に媚びた
こうして寂しさ紛れの
嘘の恋がここから始まった