永久ニ 贈ル ラヴレター

あれからずっとあたしの思いは募るばっかりだった。





11月17日。


学校から帰ってきて、あたしはいつものようにメールチェックをする。






・・・・中山から来てるかなって。



ピロリン♪

『新着メール1件』




《いつもの俺やで、てか今日国語の時間発表してたな~》






中山だ・・・


ドキン、ドキン、ドキン、ドキン、、、





なんでメール来ただけなのにこんなにも胸が高鳴るんでしょうか、


魔法が掛かったみたいにあたしは




・・・恋する女の子になれるんだ。




《そうそう!!てか聞かないでよぉ~》

《嫌でも聞こえるってw阿呆かwそういえばさ、永井に言ってなかったなぁ。》

《あ、それもそうか・・・何を言ってないの??教えてっ》

《俺夏休みに彼女にフラれた~》

《嘘?嘘でしょ???》

《ほんまーあ~未練だらだらやってんぞ》

《可哀想・・・・今は大丈夫なん??》

《可哀想てw永井は今まで何人の男フってきたんな?w今はちょっとね》

《何人?3人かな~w ちょっとなんだ・・・》




・・・・なんだ、やっぱり元カノの事が好きなんだ・・。
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