キミとの距離。





「...違うよ。



あれは本当に、洸樹君への



義理チョコだよ。」







「本当なの?」







「うん。」





ここで本当のことを言ったら


萌乃は少しでも嫌な思いをしてしまう。




私は自分を抑えた。
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