激甘Milk*Tea+





「…おいしい」

「でしょ?結構評判いいんだよ~♪」


苺に連れられてパフェを食べに来ている。


「苺はさ、恭ちゃんと距離感じたりすることある?」

「恭介?んー、そりゃあったよ。今でこそあんなん(ベタベタ)だけど、最初素っ気なかったし。」

「恭ちゃん素っ気なかったんだ(笑)」

「ツンデレのツンしかなかったからね~」


嬉しそうに話をする苺は本当に恭ちゃんが大好きなんだっていうのが伝わる。

恭ちゃんも苺の話をするときはいつもこういう表情をしてる。


ゆうちゃんも私の話を誰かにするときは、同じように優しい表情をするのかな?



「…苺、可愛い」

「なっ、え?秘美どしたの?」


顔を赤くして慌てたようすの苺に思わず笑みをこぼした。




「もう…せっかく一緒に作戦考えようと思ってたのに~!」

「え?」


作戦……ってなんの?

わからず首を傾げていると、


「題して、裕之さん誘惑作戦♪」


…なんか、まんまだね(笑)





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