紅一点!?~元男子校のお姫様~
「……悠弥くん??」
すごく驚いた顔をしている
のを見て、俺は悟った
――そういう事かよ
アホなのは俺だ
あの時みたいに乃愛が俺の
ことを探しに来てくれる
なんて、どうして思って
いたんだろう
本当に、どうかしてる……
俺はその声に答える事なく
乃愛の横を通り過ぎる
あいつが俺の腕を掴んでも
何て声をかけられても
俺はそれらを振り払って
歩いた
そうでもしないと気がおかしくなりそうだったから