マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
「ムリだよお父さん。男の子メンバーとだけ話さないなんて」


「男の子の1人は太陽なんですって。太陽位は許可してやってね連右」


妻がのほほんと笑ってるのに対し、お父さんはまだ青ざめてる。


変なお父さんを眺めていると、時間がヤバイ事に気づいた。


「ヤバッ……!!待ち合わせに遅れちゃう!!」


パタパタと玄関に行ってクツを履いてると、紀右が来た。


耳元で囁かれる。


「トリプルデート頑張ってね、お姉ちゃんっ♪」


!?ト、トリプルデートォ~~~!?


「何言ってるの紀右!!デートなんかじゃないからっっ!!」
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