マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
別に何でもいいのになと思いながら、返信メールを打つ。


「“和食が食いたい”………っと。送信」


体の熱が引くのを待ち、またバスケを再開した。


1年生で唯一男子バスケ部レギュラーと言えども、練習しなきゃ抜かされる。


夏休み中も頑張るのは嫌いじゃない、むしろ楽しい。


「よっと………」


何本目か覚えてないシュートを決めて、大空を見上げた。


真っ青な空に、連香の笑顔が浮かぶ。


「会いてぇなーーー…抱きしめてぇーーー……」


願望を呟き、ケータイと飲み物をバッグに入れた。


気分は大分スッキリしていた。
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