皇子と私


佐喜の眉毛の端が上がった


「は??」


「離したくないと言っているんだよ。佐喜。」


「理央…………………」


佐喜は私の腕を掴んで言った


「行くぞ、」


「あ、うん…………り、理央くん……離して………」


理央くんの顔に影がさした。
そして、理央くんは手を離した。


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