社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
拓斗さん…
私は頭を横に振る。
「私も拓斗さんを堪能したいです。一週間分、愛して下さい」
「今日の優子は積極的だな」
「積極的な私は嫌いですか?」
「そんなはずないだろう」
拓斗さんがさっき私にしてくれたみたいに、拓斗さんの耳元に唇を寄せて
「だから、拓斗さんと寝室に行きたいです。連れてってください」
この際恥ずかしさはどうでもいい、身体全体で拓斗さんの事を堪能出来るなら恥ずかしさなんて我慢できる。
ドキドキと拓斗さんの反応を待っていると、ふわっと宙に浮く私の身体。
「ひゃっ」
突然のお姫様だっこに驚いたけれど、拓斗さんの足は明らかに寝室へと進んでいて、嬉しいと思ってしまった。