社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



何事も奥様で決められる。


それは益益、増えてく一方でこれ以上酷くなるなら叱ってもらおう。


流石の社長でも奥様にガツンと言われれば多少は直してくれるはずだ。


社長は今まで仕事ばかりしていた分。


こうなるとは想像していなかった。





「社長」

「なんだ」

「行き先はご自宅で?」

「あぁ」





でも、俺は昔の社長より。


今の方が人間らしく好きだ。


アクセルを踏みながらチラリとミラー越しで後部座席をまた見れば…


未だに奥様の腰に手を回す社長が居る。


奥様は恥ずかしそうな顔だが社長同様とても幸せそうな顔をしている。


しょうがない。


スケジュール調整をしてみようか。


少しでも社長の休みが増える様に。





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