社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



「拓斗さん。この二人が今日のメインでもある、私が3年生だった時の担任と副担任だった谷先生と蕨山先生です」





そう説明すると拓斗さんは軽く頷きカツカツと、音を経てながら谷先生と蕨山先生に近づき。





「初めまして、飯田拓斗と言います。妻からお二人の話しを聞かせてもらいました。ご結婚おめでとうございます」





そう言って頭を下げた後、ゆっくりと手を前に出した。


そんなスムーズ過ぎる拓斗さんのした対応に私の胸がまたキュンと鳴る。


でもそれは私だけじゃない。


ときめきは抜きとしても谷先生と蕨山先生も息を飲み込んだはずだ。





「三浦、さんの担任をしていた谷です。隣にいるのが妻の」

「こちらこそ初めまして。三浦さんの副担任をしていた蕨山です」



< 412 / 514 >

この作品をシェア

pagetop