社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
きっとモテモテになる事は間違いないし、街でスカウトされちゃったりしたらどうしよう!?
私としてはしたいというなら何でもチャレンジさせてあげたいと思う。
興味がないと言うなら無理に勧めたりしたくないしね。
「拓斗さんも赤ちゃん見てきたんですか?」
「なぁ、優子。名前の事なんだが」
――赤ちゃんの名前。
「決まったんですか?」
「あぁ。でも優子は俺が決めて本当にいいのか?」
と、真剣な顔で言ってきた拓斗さんの言葉に私は間髪を容れずに頭を横に振る。
「私は拓斗さんに決めてほしいんです。名前って最初のプレゼントっていうじゃないですか?だから…」
今まで何度も赤ちゃんの名前について話し合ってきた。