ハーレム ブラッド2
姫野たちが帰る。



「では…私たちも行くとしよう。」

華乃が言う。


「そうね。」

「ええ。」

朱鳥とアゲハも幸大の自宅から出ていった。




「あ〜、えっと…

咲子と俺は一緒に暮らしてるんだっけ…」

幸大が言う。

「そうです。


今、夕食の準備をしますね。」


「あ、ああ…。」





夜


幸大は風呂上がりの咲子を眺めていた。


「何ですか?」

咲子が髪を拭きながら言う。



「俺って…いったい何なんだろうな?」


「幸大さんが哲学なんてらしくありませんね。」

咲子が言う。


「いや…その…

お前らは幸せなのか?」


「何を今さら。」

「…。

平然と何人もの人って言うか吸血鬼って言うか…とにかく複数の女性に手を出して…


そう言うの…女性は嫌じゃないのか?


俺は…独占欲とか強いから咲子とか他の奴がどっかの男と一緒にいるだけでめちゃめちゃ腹が立つ。」

幸大が言う。


「女は男よりも強くて、しぶとくて、執念深いんです。



それに幸大さんは私たちをないがしろにしないので。



もし、幸大さんが私たちの誰かをないがしろにしてたら…今ごろ幸大さんは拷問を受けていたかと…」
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