ハーレム ブラッド2
舞う蝶は僕の肩にしか止まらない
夏休みも終わり、本日は登校日



学校


「久しぶりの学校ね。」

姫野が言う。

「先生が今日、席替えするって。」

クーニャが言う。

「幸大の近くだと授業の時助かるな。」

マリアが言う。

「君は正直じゃないな…。

素直に幸大君の近くの席になりたいと言えば良いものを。」

華乃が言う。


「うっさい!」

マリアが言う。

「私はどこにいても幸大様を見続けるわ…」

アゲハが言う。

「ストーカーってけっこう身近にいるものなのよね…」

朱鳥がアゲハを見ながら言う。



「幸大、久しぶり!」


男子が言う。


「「誰?」」

女性一同が言う。


「がふっ!?

キレイさっぱり忘れられてる!?」

「似たような下りを見たことがあるな…


久しぶりだな、行正。」

幸大が言う。


「幸大〜!

…俺を覚えててくれたのか、嬉しいぞ!!」

行正が幸大に抱きつこうとする。


「気持ち悪いから抱きつくな。」


幸大が避けた。

「はぶしっ!?」

地面に追突する。


「皆、おはよ〜。

席に着いてね。」


優衣がやって来た。
< 160 / 495 >

この作品をシェア

pagetop