龍王と純情お姫様。
昼休み終わって、
教室に戻ろうと、階段を上がってた時…





「きゃあああ~!!」


階段の上から、
資料を大量に持ったクレハが…


叫び声と共に
階段から降ってきた。


バカ野郎っ!!



だから咄嗟にクレハを
受け止めた。



見事に俺にダイブ
してくれたもんだから…


俺は下敷き…



「う゛っ…」


「わっ!日向!!
ゴメン!痛くない?怪我してない?わああ~日向~
死なないで…」



アホか…
んなもろくねーわ。


つか、俺の腹の上に
股がってるし…


なんつう体制だっつの。



「ったく…気を付けろよ。ドジ。まぬけ…」


「生きてた…ゴメン…」



「良いけど…
お前どこのってんの?
セックスしたいの?」


「わあああ//
ゴメンなさ~い…」


あ…顔あけえし…


可愛い奴。



「ほれ。資料どこ運ぶんだよ…」

「実験室。
先生に運ぶのてつだわされちゃって。」



「だからって、一辺に運んだら前が見えねーだろうが…ったく…」


「しゅみません…」



ドジでバカ女…


やっぱりほっとけねえ…


俺は惚れたんか?



いや…んなわけあるかよ…




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