龍王と純情お姫様。
クレハを乗せて、学校着いて…


何時もならば、此処で別れるけども、


俺も教室にいく。



手を繋いで…。


「手…離して。」


「無理だな。」


俺の女だっつう事を
解らせてやるためだ。



「え…姫が池上と…手繋いでる…」


「日向が何で!?」



俺って結構独占欲つえーのな。



「俺の姫が~取られた~」

ムッカ…



「おい。そこの少年。
クレハは俺のだから!
手出したら容赦しねえ…」


「は…はい…」



「他の男子もだ!
コイツ今日から俺のだから手を出したら命ねえかんな!」



殺気プンプンで言った。


「私は好きじゃないのに~」

なんて横のクレハは、
不満げ…



「お前は好きになるよ。
絶対に…」



そう言ったら、逃げるように席に座った。




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