キスの相手はあなただけっ!!

最悪なテストと迷い ~MARIA~







中間テスト。
そのテストの期間中。
私、理子、愛は小学校の前にいた。
もちろんのこと
お目当ては三杉と聖夜。
それと双葉、七海。

「まだかなぁ~。」

とうずうずしている理子。

「双葉ちゃーん!」

と双葉LOVEな愛。

「そろそろくるはず・・・。」

と私。
三杉と聖夜は6年1組。
2組は優太。
そして3組に七海と双葉。
見事にバランス良くばらけている。

「あれぇ?」

双葉っ!
愛しの双葉が来た。

「双葉ちゃん!」

一番に双葉に飛びついたのは
私。
ではなく愛だった。

「こんにちは。愛先輩。
マリア。」

双葉は私を見てにっこりほほえんだ。

「それと・・・・
中村理子先輩。」

ありゃ?なんで理子の名前しってんの?
だって理子、吹奏楽部だし
私教えてないし
知らないはず。

「なんで私の名前を・・・。」
「え?あぁ!
三杉と理子先輩が
両思いっていううわさが最近流れてたので。」

ええっ!
両思い?!
うっそー!
すごいうわさだな~。

「それって本当?」

私は目を輝かせていった。
うわさ大好きな私は
うきうきしている。
理子も開いた口がふさがっていない。

「うん!だって正直者の恋菜が
いってたもん。」

恋菜とは最近6年3組に転校してきた女の子。
竹島 恋菜ちゃん。
初対面ですぐお友達になれちゃった♪

「そうよ!」
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