さくら色 〜好きです、先輩〜

それからも西原さんとは今まで通り、すれ違っても話す事はなかった。


そして時は過ぎ、卒業式。

俺は最後の手紙に第二ボタンを入れた。

西原さんに貰ってほしかった。

俺は県外の高校に行ってサッカーに専念する。

だからこの気持ちは言葉にしないで、俺の中に大事に仕舞っておくことにした。

第二ボタンには言葉に出来ないこの気持ちと感謝の意味を込めた。


彼女は俺の光だった。



< 108 / 499 >

この作品をシェア

pagetop