さくら色 〜好きです、先輩〜
凛々とした声で俺に任せて、と言う先輩を信じて、恭介のことはお願いする事に決めた。
でも私の口からもいつか報告したいな…
恭介は私の大切な幼馴染だから。
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それから二日後の昼休み、先輩から恭介と話したとメールが届いた。
恭介が教室に戻ってきたらどんな顔して会えばいいんだろう。
急に変な冷や汗が出てきて何だか落ち着かない…
ガラガラガラッ!
「葵!!」
勢いよく教室の扉を開けて私を呼んだのは恭介だった。