《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
「!?」



ふと、トイレの脇の部屋が目に付いた。


ドアの小窓をそっと覗くと、ソファーに座って、泣きながらマイクを持って一人で唄う女性。




超~俺のタイプ・・・



俺はトイレに行くのも忘れて、無断でドアを開けた。



「!!?」



女は泣きながら、大きく瞳を見開く。



「あ、あなたは誰?」



「俺は桐生魁」


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