《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
捺は今夜、仕事の都合で、東京のホテルでお泊り。



子供たちの子守はメイドたちにお任せして、哲さんのお目当てのホストの居る店に繰り出す。



「留奈ちゃんはベースがいいんだからもっとメイクを研究しなさい」


哲さんが選んだ服に着替えて、顔のメイクも施して貰う。



「マスカラって黒目辺りから、真っ直ぐにつけるの」

哲さんは私にメイクの仕方を教えながら、丁寧にメイクしていく。


人にメイクをして貰うなんて結婚式以来。


哲さんは化粧の腕はプロ並み。


「軽くチークもつけようかしら~口紅はサーモンピンクね…」


「はい・・・」




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