恋愛野獣会
桃ヶ丘高校
白夜先輩は桜子のいいなずけ……。



それが過去のことであっても、事実は事実。



帰るころには頭の中はその事ばかりになっていた。



私には関係のないことかもしれない。



でも……やっぱり気になる。



カバンを持って席を立った時、昼間と同じように黄色い悲鳴が教室を包み込んだ。



きたっ!



見ると、案の定白夜先輩が迎えに来てくれている。

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