恋愛野獣会
ポスター
翌日、すっかり熱の下がった私はベッドの中で大きくノビをした。



なまった体が悲鳴を上げている。



「明日香」



突然ドアの向こうから声をかけられて、「へあっ!?」と、妙な返事をしてしまう。



「体調どうだ?」



「へ、平気……」



声の主は間違いようも泣く白夜先輩だ。
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