初恋の続き

デートのお誘い

少しだけ
思い出になっていたの

あなたは私の
中学時代の淡い初恋


だけどね
これは少し 反則よ

今まで 辛い思いをさせてきた
だからデートして
良い思い出の
上書きをさせてほしい
なんて………


ねぇ…
あなたバカでしょう?

何年好きだったと思ってる?

好きだった
大好きだったのよ


きっとこのデートを受ければ
私のあなたへの恋は
再び燃え上がり
引き返すことができなくなる

それくらいのことは
わかっていた


だけど 頭では理解してるのに
気持ちは 行きたいと叫んでしまう

行きたい気持ちに嘘がつけず
私はデートの誘いに
つい 乗ってしまうの……


私は 再び動き出した恋に
涙を流しながら
願ったの


デートが
楽しいものでありますように

そして………
あなたが今度こそ
私を好きになりますように








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