あなたへ
あの日は電話がなかったんだよね
調度忙しい時期だったから
仕方ないって思ってたんだ
だけどあたしは携帯を握りながら
瞼を閉じては
鳴ってもいない着信音を聞いていたの
< 36 / 58 >

この作品をシェア

pagetop