俺とあいつとチャットの中で
妃彗
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あたしが数学準備室を出た10分後ぐらいに優蘭は数学準備室を
出てきた。
友達とトイレに行った帰りにたまたま遭遇したんだ。
たまたま、だからね?



「あー、先生だぁ!
かっこいぃ///」



隣にいる芽衣が蕩けるような眼差しで優蘭を見ている。



「妃彗!先生とこ行こっ!」



「えっ⁉ちょっと!
芽衣待って!!」




芽衣が私の手を握りながら闘牛のような勢いで走っていく。




「せぇんせっ!
おはようございます!」



「おっ、おはよう。
………木下」




優蘭………
今芽衣の苗字出てこなかったでしょ?
担任のクセに(笑)



「おはようございます。
先生。」



「おっ、おはよう!
ひす…篠内!」



< 14 / 17 >

この作品をシェア

pagetop