こちらミクモ探偵事務所4
そう言われると不安になるのが人間の本質。
ためらいつつも、三津子はゆっくりと口を開いた。
「あの……シア姫の寝ていた反対側の部屋、開かずの間って言われてるんです」
「部屋?そんなものあったか?」
「あるんですよ。壁と同化しちゃって、普通の人は気付かないです」
「そうか……で、何で開かずの間なんだ?」
「それがですね、扉が固くてワタシ達女じゃ開けられないんですよ。
開けるときは、いっつも係りの人呼んできます」