こちらミクモ探偵事務所4

黙り込む羽兎。
何も言おうとしない。

「どうかしたか?」

『……分かんない』

「何が?」

『場所が分かんないんだ』

彼女は悲しそうに呟く。
紘哉は眉をひそめた。

「じゃあ、何か気付いた事は?」

『うーん……窓があるんだけど、木しか見えないの。しかも何かみんなちっちゃいし。
多分高いところだと思う』

「それで?」

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