こちらミクモ探偵事務所4

「……証言より証拠の方が物語る。まさか知らないワケじゃ無いよな?」

「ま、まままま、まさかな!」

「動揺してるのバレバレッスね。知らなかったぽいです」

追い討ちをかけるように痛いところをつく霞。
恵一は冷や汗をたらたら流しながら弁論をする。

そんな彼を見て、紘哉はため息をついた。

「……もういい。取り敢えず、疑いが晴れたならな」

「お?おぅ……」

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