☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
プレゼントだったのか。
「珠莉………ありがとう」
そう言って、キスを返した。
「開けていいか?」
縦に頷いたのを確認して、プレゼントを開けた。
「これ………」
中に入っていたのは、俺が好きなブランドの腕時計だった。
珠莉………
「ありがとう。
大事に使うよ……」
本当にお前は………
俺を苛立たせる事も喜ばせる事も上手だな。
「珠莉………」
俺は一生お前に一喜一憂させられるんだろうな。
「んっ……」
そのあとは………
「やぁ………も……だめ……」
「まだだ、足りない」
「あっ……ああ……」
何度も何度も愛撫をし、何回も二人で果てた。
珠莉………
腕時計も嬉しいけど………お前とこうして一緒に過ごして一緒に寝れて………ベッドで愛し合えたことが一番の誕生日プレゼントだ…………
ありがとう。
眠る珠莉にキスを落とし、俺も目を閉じた。