☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】
ゴクリ。
た、食べれた。
今日初めて飲み物以外の物を口にした。
嬉しくてわたしはサラダをぺろっと平らげた。
「食べれたか?」
「うん、ありがとう!」
差し出された手に、サラダのお皿を渡しながらそう答えると、熊谷はフイッとわたしから視線を逸らして言った。
「朝食も、サラダをつけるように言っとく」
「うん」
「じゃあ明日、10時くらいにくるからそれまでに準備しとけ。
体冷やすなよ」
そう言って熊谷は部屋を出て行った。
熊谷って、優しいのか冷たいのかわからない。
さっきも視線逸らしたし…………変な人。
それからわたしはお風呂に入ったりしてまた眠った。
そして、翌日。
準備を済ませて待っていると、熊谷は本当に10時に部屋にやって来た。