あたしだけを愛して



―――――――――
――――――



「ただいま―」


玄関にお母さん以外の靴が
ある。


見たことがないパンプス

…お客さんかな??



「芽衣、おかえり~」



あたしを出迎えてくれたのは
お姉ちゃんだった。



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