あたしだけを愛して



5限目の授業が終わると、
すぐに夏希が来た。


「芽~衣~ちゃん♪

今度は逃がさないわよ??」


笑顔なのに言ってることは
恐い。



「…あはは」


「何があったのかな~??」


「…うぅ~、言わなきゃダメ??」


「ダ~メ♪」



諦めかけたときに、クラスの
女の子に呼ばれた。



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