砂時計


――――――――――――――――――*


「全員そろったかー?」

先生が点呼をとる。


「そろいました。」


3年生のキャプテンが言った。


「来週から甲子園の予選が始まる。
3年生にとっては最後の大会だ。
気を引き締めて練習するように。」


「はい!!」


みんな気合が入ってる様子だった。



「先輩最後かぁ~あっとゆう間だね。」


彩菜はそう言うと鞄を持って帰る用意を

していた。


「もう帰るの?!」


私はとっさに言った。


「うん。塾あるしー。ごめんね
今度お茶しよ♪」


「わかった!!じゃ今度ね~」


私はそう言って手をふった。


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