花咲く原石
先でオーハルがシイラを待っている。

「ごめん、行こう。」

明るい声で近付くと、オーハルは複雑な顔をして微笑んでいたことが分かった。

心配をかけてしまったことに気付かないフリをする。

「早くしないとダイドンに怒られちゃう。」

「…そうですね。」

ここを離れて進むには理由がある。

シイラの笑顔に促されオーハルは前を向いて歩き始めた。

それに続いてシイラも歩き出す。

まだ陽の光が入らない森の中、2人は前へ進む為にダイドンの“墓”を後にした。




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