片思い失恋
もうすぐ夏休み。
嫌で嫌で仕方なかった。
林ちゃんに会えない。
あー憂鬱。
『吉川さん』
「え?」
(うわぁ林ちゃん!)
『寝すぎでしょ(笑)もうSHR終わったよ』
「うわぁ…恥ずかしい///」
『あははっ最近よく寝てるよね』
「寝てますねー。」
『寝不足?』
「そう!マリカーしてたら気付いたら朝!!…みたいな(笑)」
『あはははは吉川さんって意外と話しやすいんだね』
「え、うん。あいあむフレンドリー!」
『ぶはっ自分で言うなし(笑)』
「うへへー//」
『吉川さん話し掛けんなオーラ出とるよねー』
「あ、よく言われます」
『やっぱり?』
「うん。けどそんなオーラを出しているつもりは全くない!」
『あははっ』
「あ、ごめんね。鍵閉めるとよね?」
『うん辻井さんが起こそうとしよったけど全然起きんで何故か俺が任された(笑)』
(辻井はえりの名字である)
「うわぁまじごめん!」
『え、いいよ別に。吉川さんと話せたし』
「うふふ~♪ありがとう!今日部活?」
『うん!』
「頑張ってね!多分見るわ(笑)」
『ありがとう!応援力になります!!』
…私はキュン死を覚悟した。