空の上のキミ。

甘えん坊で、泣き虫で、寂しがりなキミ。


最後はあたしの腕の中で、

眠るみたいに冷たくなった。


あたしの涙がこぼれて、キミの大きな耳を濡らした。


気付いて、起きて!


涙を拭ってほしくて、あたしは涙を流し続けた。


あたし、あの頃からずっとそうなんだ。


キミが涙を拭ってくれなきゃ、全然止まんないんだ。
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