天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅦ
まぁそんな訳で急遽空き教室を間借りして授業をすすめる事になった七星達。

「それでは英語の授業を終わります」

今日も鈴木さんが華麗にサタデーナイトフィーバーのポーズを決め、四時間目の授業終了。

チャイムが鳴り、昼休憩となった生徒達は、ワラワラと教室から出て行く。

「さぁ!昼飯やで!今日はどないすんねん?学食で食うんか?購買でパン買うて中庭や屋上で食うんか?はい、七星ちゃん解答!」

「えっ?えっ?私っ?」

突然チャーリーに話をふられ、慌てる七星。

シンキングタイムさえ与えられる事なく。

「正解はCMの後すぐ!」

「ぎゃあっ!」

意味もなく胸を揉まれる七星。

< 102 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop