銀の竜の蜜恋

「はあ~恐かった…ってここどこ?」

目の前にはいままで見たことないくらい巨大な湖
しかもその湖の色は真っ青から濃い紫色にグラデーションがかっている何とも不思議な湖があった

蜜は混乱した、玄関開けて一歩踏み出した途端にいきなり下がブラックホールでそのまま落下し続け気づいたら見知らぬ湖の近くにいたのだから

「これってもしかして噂のトリップかな?」

蜜の通う小学生の女子の間でケータイ小説が流行っていて、その中のジャンルに違う世界に行く“トリップ”があったはず

「……まさかね!いくらなんでも私ってば夢みすぎ~」

< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop