俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



「はじめまして。」

「お前が噂の光汰?」

「は!?」



光汰は背が高い。



顔は…。



写真よりはマシだけどごく普通。



「俺、蓮司。亜香里の彼氏。よろしく。」

「知ってますよ蓮司さん。俺は光汰、亜香里の友達。」



取り合えず渉がグレイを見てビビリまくってたから、少し脅しといた。



グレイが俺の隣に乗ってるから亜香里は後部座席で光汰の隣。



カチンくる。



アイツ絶対亜香里が好きだと思う。



亜香里の隣で笑ってる光汰をバックミラーで見る度に…。



「マジ気に入らねぇ…。」



俺のイラつきは上昇。



「何でイラついてんの?」

「アイツがムカつく。」



グレイとは英語で喋ってるからきっと亜香里とかにはわからないはず。



だから俺はズットグレイと話してた。



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