俺様彼氏とあたしの未来。
最高の夏休み
【亜香里】



今年の夏は猛暑らしくて暑い暑い。



クーラーの効いた部屋でアイスとか食べてたい…。



あたしは今蓮司の撮影を見てる。



今日から蓮司のマネージャーします♪



って言っても、やる事なんてほとんどない。



ただ壁に寄り掛かって蓮司のカッコイイ姿を見てる。



こんなに暑いのにジャケット着てるのが可哀相だ…。



室内の温度は下がってるから暑くないみたいだけど、見てるだけで暑くなる。



「蓮、もっと右に寄って。」

「は~い。」



髪を少し切ってパーマをかけた蓮司は若く見える。



何をしてもカッコイイ。



「亜香里、お茶ちょうだい。」

「はぁい♪」



休憩中の蓮司はあたしに話しかけてくれる。



「あのさ、もう少し頑張ればまた連休作れそうなんだけど、どっか行く?」

「ムリしないでほしいからこれ以上頑張んないで。また倒れたらどうするの…。」

「仕事減らそうかな…。」



そうした方がいいと思う。



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